■ヒアリング
―大学を卒業してから今の会社にご入社されるまでの経緯をお教えください。
大学を卒業後、新卒で不動産・建設会社に入社し、約15年間勤めました。
仕事の中身としては、不動産売買・賃貸仲介、アパート・マンション建築請負業務、土地活用コンサルティング業務、分譲マンションの管理組合運営業務など幅広い経験を積むことができました。当時は2~3年ごとに業務が変わることは大変でしたが、その経験が現在の業務に活きていると思います。
その後、保険販売の会社に転職をしましたが、こちらは自分のキャラクターに合わず1年で転職し、住宅設備会社の不動産仲介部門の立ち上げを行っていましたが、そのタイミングで先代社長である伯父が健康を害し、後継ぎがいなかったため現在の会社を継ぎました。
―現在のお仕事について教えてください。
千葉市花見川区幕張本郷でメインとしては賃貸仲介業務および賃貸管理業務を行っています。新卒で入った会社では1,500戸ぐらいを担当していたので、会社として500戸程度は出来るかと思っていたのですが、今は等身大に会社から車で5分圏内の200戸程度の物件をお任せ頂いています。
私を含めた3名という少人数ながら管理する物件絞っているので、トラブルがあっても早期に駆けつけることができますし、不具合などの軽微な修繕はその場で対応するなどの細やかな対応ができています。
また、オーナー訪問を多くし、物件の状況を細かく報告、長期修繕やリフォーム、リノベーションなどの提案を適切に行うことで、安定した賃貸経営のサポートを心掛けています。管理物件の平均稼働率も約98%と高いこともあって、オーナーから信頼を獲得することができているので、管理替えされることはないです。
売買仲介も行うことがありますが、基本的にはこれらの物件管理などの業務の余った時間の範囲内でやっています。
―不動産桜友会または学習院卒業生で良かったと思ったことはありますか
不動産桜友会は10年ぐらい前に入会しました。たまたま日本橋を歩いている際に、新卒で入った会社の人事を務めていた先輩にお会いし、不動産桜友会への入会を勧めて頂いたことがきっかけです。
卒業してから、桜友会の存在は知っていましたが、自分には縁遠い世界だと思っていました。しかし、不動産桜友会に入会してみると、会社とも同業者、お客様との関係とも違う年齢差があってもフランクな関係に面白さを感じています。
不動産桜友会での具体的案件としては、地元花見川区の相続での売却案件を一緒にやらせて頂いたり、不動産桜友会の先輩が建築した物件の管理を任せて頂いたりしました。また、大学不動産連盟の東関東会に参加することで、住宅設備、内装工事、解体業などこのエリアの人脈・ネットワークが広がったことは入会して良かったなと感じています。